山行日 | 2014年1月1日(水) |
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山名・山域・県名 | 伊予富士(1,756 m) |
目的 | 新年初登り |
コース |
:2013年12月31日(火) 2014年1月1日(水) 2014年1月2日(木) |
メンバー | Y里、S子 |
天気 | 晴れ時々曇り |
交通手段 | 車 |
装備 | 冬山日帰り装備、アイゼン、サングラス |
入浴 | 道後温泉 本館 神の湯 |
今年の初登りは四国の観光を兼ねて道後温泉、しまなみ海道から尾道を企画した。
伊予富士は以前から行きたかった山だが、今回は雪が多すぎた。
前夜に道の駅がある木の香温泉で少し仮眠。朝5時に起床し、寒風茶屋ルート登山口がある旧寒風山トンネルを目指す。
林道は予想以上に雪が積り、チェーンを付けていても横滑りする。次第に凍結が激しくなり途中で車を放置する。ゆるい傾斜の林道を3時間歩き、林道から初日の出を拝む事になってしまった。何とか登山口に到着し急登を桑瀬峠まで一気に登る。
稜線は風も無く、日差しが暖かくて気持が良い。目の前では寒風山が存在感を主張している。
ほとんどの登山者は寒風山を目指していたが、私達は伊予富士方面へコースをとる。
稜線を歩いていると途中でトレースが無くなり、雪庇が現れた。
今回は無理をせずに引き返す決心をするが、せめて伊予富士の全貌が見えるところまで進むことにした。
今度は腰までのラッセルになりS子を待たせ一人で偵察に行くが、ほんの十数メーター進むのに30分かかってしまう。
本当はもう少し近くまで行きたかったが、朝3時間の林道歩きがネックとなり時間切れ。
枝の隙間から伊予富士のコブが確認出来たところで諦めた。
写真を数枚撮り、S子に声が届く所まで急いで引き返す。
なんとも勿体なかったが、仕方がない。これ以上進む勇気が無かった。
林道をとぼとぼ歩いていると下山途中で知り合った高知からの単独登山者が声をかけてくれる。
ジープで車デポ地点まで送って下さった。とても有り難い。
後は観光を楽しみ今回の山行の穴埋めをした。
(Y里)