山行日 | 2014年5月18日(日) |
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山名・山域・県名 | 姥ヶ岳(1453.6m):奥越 |
目的 | 春の花シリーズ④(水芭蕉観察) |
形態 | 日帰り山行 |
コース |
5/17(土)1 5/18(日) |
メンバー | CL:Y里、雅、S藤、O西、T崎、N上、S古 |
天気 | 晴れ |
交通手段 | 車 2台 |
装備 | 日帰り基本装備 |
入浴 | 美山森林温泉みらくる亭 |
3月の総会時に山域と日程だけを安易に決めた姥ヶ岳。
その後の計画段階で問題があったが結果オーライとなり記憶に残る山行となった。
遠方の為、前夜出発としたが、設定した日は運悪く北陸自動車道の夜間通行止めと重なってしまった。
また、登山口がある平家平に行く為の国道157号線は5月末まで通行止めだという。
一瞬、躊躇したがよく調べてみると何とか通行できることがわかってきた。
当初の参加者は前夜発が仇となったのか?オッサン3人。
その辺で適当に野宿して仮眠と考えていたが 嬉しいことに7人の参加者が集まってくださった。
女性の参加者も増えたのでこれはちゃんとした場所でテントに泊まり、しっかり睡眠をとってもらわなければならない。
都合良く近くにキャンプ場があり問い合わせてみるとゲート代500円を入れて通過する仕組みになっていた。深夜出入り自由で、フリーサイトは無料だという。トイレと水場も有りこれを使わない手はない。
麻那姫湖青少年旅行村キャンプ場泊に計画を変更。
北陸自動車道は敦賀IC~武生IC間が工事に伴う夜間通行止。国道8号線を使って迂回するためギリギリのスケジュール。
何とかその日のうちにキャンプ場に到着した。
翌朝は快晴、平家平駐車場へ向かう林道はすれ違いが難しい車の底を擦りそうなダート道。
駐車場に到着するとすでに先着が数台、人気が有る山のようだ。
登山口から林道を横断するように登山道が付けられているが、いきなり花ロード。
ミヤマキケマン、ザゼンソウ、サンカヨウ、オウレン、ショウジョウバカマ、イワウチワ、タムシバなど沢山の花が咲いている。
特筆する点は素晴らしいブナ林である。雪に根元が曲げられた造形がとても美しく度々目を奪われた。
今回の目的の水芭蕉もしっかりクリアして、P1447の藪こぎを過ぎるとご褒美のようにカタクリロードが現われた。
形は小ぶりだがいっぱい咲いている。
山頂は風もなく沢山の登山者がゆっくり休憩していた。
展望は荒島岳、白山、乗鞍岳、御嶽山が確認でき、奥の展望地へ行くと能郷白山を目の前に眺めることができる絶好のスポットがある。
下山は大トチノキの広場に立ち寄ったがここではニリンソウ、ミヤマカタバミのお花畑となっていた。
幸運にも花の開花時期や天候に恵まれ、とても良い山行になった。