御池めぐり 翠池

御池めぐり 翠池

 

山行日 2021年7月17日(土) 前夜金曜日出発
山名・山域・県名 白山(▲2702.14m)、両白山地、石川県、岐阜県
目的 個人山行、白山のお花を楽しむ
形態 前夜発日帰り山行
コース

市ノ瀬(シャトルバス4:30)-別当出会登山口…砂防新道…甚之助避難小屋……黒ボコ岩…室堂センター…御前峰…お池めぐり…室堂センター…往復ピストン

メンバー 3人
天気 快晴
交通手段
装備 日帰り基本装備、多めの水分、暑さ対策、寒さ対策
入浴 白峰温泉 総湯 http://www.shiramine-m.com
 
今回の白山山行には個人的にいくつかの目的があった。
1、まず、お花。
前回三ノ峰〜別山の山行時にメンバーから沢山のお花の名前を教わった。三ノ峰山行で咲き始めのお花たちも、今回の白山では満開でたくさんの種類の花が咲いていた。教わった花の名前を思い出しながら白山のお花畑を堪能した。
 
2、次に、歩荷訓練。
白山は別当より御前峰まで標高差が約1500メートル程ある。これからのアルプス縦走登山に向けて標高差のある山に登りたかった。アルプス小屋泊縦走を意識して約9キロのザックを背負って歩いてみた。結果縦走登山において、自分なりの目安となるザック重量が見えてきた。
 
3、そして、水のマネージメント。
夏場はいつも多めの飲料を持ち歩くようにしているけれど、自分がいったいどのくらい飲んでいるのか把握できていなかった。飲まずに持ち帰ることも多かった。標高差1500メートルの夏の山行でいったいどのくらい水分が必要かを知りたかったので、今回はとりあえず1.5L担いだ。白山は花も多いけれど、水も豊富。山頂までの間に何箇所も水場がある。いざとなったら途中で補給できる。今日の天気は快晴。早朝涼しい時間から登り始めたが、気温は高く、直射日光は照りつけ、大量の汗をかいた。室堂のビジターセンターに着いたときには飲料は200mlくらいしか残っていなかった。室堂で1L水を汲んだ。下山後残っていたのいは500ml。結局丸一日太陽の下を歩いて2L水分を消費した。
 
4、南竜ヶ馬場から別山方面にのびる油坂の雪渓の状況の確認。
先月の6月26〜27日に三ノ峰から別山への縦走登山をした時に、三ノ峰から別山へ登りながらチブリ尾根を見ることができた。市ノ瀬ビジターセンターから御舎利山まで続く長く美しいこの尾根を歩きたいと思った。白山〜別山をつなげて歩くには、油坂の雪渓の状況が心配だった。6月の山行の時点ではこの油坂にはまだ雪渓が沢山残っており、三ノ峰避難小屋で偶然出会った登山者は、別山から白山へ抜けるつもりがこの油坂の雪渓の傾斜には軽アイゼンでは無理だと判断して引き返してきたということだった。この雪渓の状況を確認したかった。室堂までくると別山方面へ続く尾根が確認できた。油坂にはごく一部雪渓が残っていたが、ほぼ登山道には残っていなかったので今なら白山から別山に向けて縦走できることが確認できた。次回はこの白山〜別山縦走山行を企画しよう。
 
白山は数年前来た時にもそうだったけれど、人気の山だけあって沢山の登山者でいっぱいだった。室堂ビジターセンターのトイレは水洗式で温水便座まで完備されていた。早朝3時前に市ノ瀬に着いたが車はもういっぱいだった。早朝の時間帯にも関わらず、警備員までいた。市ノ瀬発のシャトルバスも早朝、臨時便がでて朝4時半のバスに乗ることができた。
(Mおか記)
 

 

クロユリ


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