修験業山、栗ノ木岳

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山行日 2011年12月4日(日)
山名・山域・県名 修験業山、栗ノ木岳:高見山地
目的 初冬に秋の名残を探しながら、運動不足を解消する
コース 6:25八条口発~高速道、勢和多気IC~8:55道の駅“美杉”~9:30
若宮八幡宮着、9:45出発~11:40栗ノ木分岐~11:50高宮~12:00修験業山ピスト
ン~12:25栗ノ木分岐昼休憩(30分)~13:30栗ノ木岳~14:05若宮峠~15:35八幡宮
着~16:55道の駅“飯高駅”いいたかの湯600円~往路を戻り~20:00山科着
メンバー Y村、S字、М江、Y里
天気 曇り時々晴れ
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 いいたかの湯 https://onsen.nifty.com/matsusaka-onsen/onsen003064/

この週末は、近畿南部の方が天気が好さそうだったので、南東に進路を取ってみました。
メンバーの中には、諸事情で最近歩けていない者もいて、我慢の限界!登りたーい!という声が上がって動いた山行です。そう、ガス抜きは必要ですよ。

この修験業山、栗ノ木岳は、西は高見山から東は局ヶ岳に至る高見山地の連なりの中にあり、三峰山の東に位置しています。
山地は東西に延びているので、その南北の集落から各々の山への登路があります。今回の登山口は美杉の若宮八幡宮で、北側からとなります。

 修験の山というだけあって、道は穏やかなものではありません。登りも下りも、何度も沢を渡渉し、かなりの急勾配を消化し、げっそりとしたヤセ尾根を伝います。
おそらくどのように登っても、登る時には「ここは下りたくないなあ」と言い、下る時には「ここを登ると辛いだろな」と言うでしょう。面白いルートです。

 稜線付近では、これは冬の風だ、と実感できる冷たい風に吹かれました。その風は、山脈の北斜面の木々の葉はほとんど全て吹き飛ばしていました。
しかし、南斜面を覗きこむと、残っていました。盛りは過ぎていましたが、見事な紅葉でした。視界も良好で、室生の起伏に富んだ山々や広大な紀伊山地、伊勢湾までも望めました。

 尾根上にはシャクナゲの群生地もあり、ブナの大木もありで、季節ごとの盛時では絶対に飽きさせない山だと感じました。

 お薦めできる山です。

 今回、最近調子付いている私が、事ある毎に立ち止まって講釈を垂れるので、予定より長い行動になりました。御免。 (雅 記)

 


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