山行日 2015年1月18日(日)
山名・山域・県名 高見山(1248m):台高山脈
目的 霧氷鑑賞
コース JR京都駅6:45集合⇒たかすみ温泉駐車場9:00到着→9:20登山開始→12:07高見山頂上~12:50下山開始→14:46登山口~たかすみ温泉~15:45帰京⇒18:00JR山科駅
メンバー

9人

天気
交通手段 車2台
装備 日帰り雪山基本装備、アイゼン、ストック
入浴 たかすみ温泉 http://higashiyoshino.com/pg66.html

 とりあえず雪が踏める山にしようと考え、ハイシーズンで混雑が予想されたが、結局霧氷で有名な高見山とした。ハイシーズンで天気が良かったこともあり、たかすみ温泉の駐車場はほぼ満車ですでに多くの登山者が登山を開始していた。我々ゼニーツはどちらと言うと遅い登山開始となった。
 登山口はほとんど雪が無い状態だったが、高度をあげるに連れ凍っている箇所もあらわれ、注意しながら高度をあげていく。高見山登山口との合流ポイントではすっかり雪景色となったため全員アイゼンを装着、その後はアイゼンで快適に登る。(このあたりから下山する人と多くすれ違うようになったかな?)
 1000mを超えるあたりから、霧氷があらわれ、快晴の空の青とあいまって、白と青のコントラストのこれ以上はないという素晴らしい景観となる。尾根にでると風はきついもののさらに素晴らしい景観が広がり、まさに別世界となる。参加者全員口々に「素晴らしい」の言葉しかでない。
 頂上は多くの人で賑わっており、風を避けやや下った斜面で昼食をとる。風がなければ快晴で日差しがあり、それほど寒くない。とはいうものの手袋をはずしてインナー手袋で食事を摂ったため手先はすっかり冷えてしまった。食事後手袋をはめ、手を打ち合わせ、指先の血行を蘇らせる。
 山頂をあとにし高度を落としていく。高見杉ではすっかり雪も消えたためアイゼンを解くが、道はまだ凍っており、2回ほど滑って尻餅をついてしまう。ふかふかの雪なら心配ないが、硬く凍った地面は痛い。どこでアイゼンを解くか判断の難しいところだ。高度を下げるにつれ、すっかり雪も消え、さっき迄の景色はなんだったのか。まるで別世界にいたようで、まさに天国と下界といった感。下りはあっという間で、たかすみ温泉到着。温泉は登山者でいっぱい、珍しいことに男風呂に若干待ち時間があったが、汗を流しさっぱりとし京都への帰路についた。(たかすみ温泉では牛乳が売ってなかったのがちょっと寂しかった。)霧氷と晴天、まさに夢のような山行だった。

(S藤 記)

 


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