山行日 2007年5月20日(日)
山名・山域・県名 笹ヶ峰、寒風山:愛媛県
目的 四国の笹原の山を歩く
コース

【19日】
京都駅八条口 16:00⇒京都南 IC⇒いよ西条 IC21:04⇒道の駅「木の香」21:50

【20日】
道の駅「木の香」6:03⇒旧寒風山トンネル南口駐車場 6:21→桑瀬峠 7:21→ 寒風山 8:18→笹ヶ峰 9:58~10:48(昼食)→ちち山 11:24→一の谷分岐 12:28 →一の谷登山口 15:10⇒道の駅「木の香」⇒いよ西条 IC⇒京都南 IC 21:13

メンバー CL:K村、 S藤、Y川、Y本、Mり、M江、Sま 7人
天気 曇り、稜線ガス
交通手段 車2台
装備 日帰り基本装備
入浴 木の香温泉 https://www.ishizuchisankei.com/spot/30/

本年1月に当会に入会して初めての定例を担当することになりました。行く山は四国の笹ヶ峰を選定しました。
 当日の 19 日は予定とおり京都駅に集合し、現地に向かう。中国道宝塚付近で補修工事一車線規制により渋滞7キロ、ノロノロ運転で時間を 30 分ほどロスするが、瀬戸大橋を渡り四国に入ると車も減り、順調に車は流れ、21:04 伊予西条インターを下りる。途中コンビニで 食料、酒、肴を仕入れ、21:50 キャンプ地である道の駅「木の香」に到着。空いている駐車スペースにテント2張を設営し、軽い宴会に突入。明日の天気に期待しつつ眠りにつく。 翌日、4時起床であったが、誰が起こすともなく自然とみんな起きだした。簡単な朝食を摂り、テントを撤収し登山口まで向かう。途中、下山口の一の谷にS藤さんの車をデポし1 台で登山口の旧寒風トンネル南口に向かった。つづら折の道を高度を上げる。 6:33 駐車場横の登山口から登り始める。桑瀬峠まで登りきると風も出てきてガスにおおわれてきた。桑瀬峠から寒風山は、登山道が右に左に稜線を巻きながら、途中何箇所かのステンレス製のはしごを登下降を強いられる。8:18 寒風山着。 寒風山もガスで視界は無い。 寒風山から一旦大きく下り、緩やかに登り返す。左手には新浜市の町並みと瀬戸内海の島々がガスの合間から見渡せたが、今日はそれほど鮮明ではなかった。瀬戸内海のブルーに輝く海も見たかったが、そこまで望むのは少し贅沢というものか。 快適な稜線歩き楽しみつつ9:58笹ヶ峰山頂着。山頂祠の横には不動明王の石仏が祀られており。祠の中をのぞくとなぜか蔵王権現立像?が安置してあった。他の登山者もなく山頂でゆったりとした時間を過ごすことができた。 10:48 山頂を後にしてちち山に向かう。山というよりも、草原というほうがふさわしい快適な道が続いている。東側から見た笹ヶ峰は西側とはまた違った存在感を現していた。 ちち山は、山頂というよりも単なる登山ルートの1点というほうがふさわしかった。ちち山からトラバース道までの下りは、笹で覆われた急な下り道で、見上げると皆バランスを崩し、下りるのに苦労している。 別子銅山への別れ道を左手やり過ごし、平家平方面に向かう、いにしえの昔、平家の落人 が四国の山深く落ち延びた集落がここの先の西祖谷山村にある。現代でも山深いこの地に当 時であれば、この山中に入り込むのはいかばかりの苦労であったであろう。この地に落ち延びなければならなかった平家の落人たちのことを思うと何か感慨深いものがある。 一の谷分岐から樹林帯を一気に 1000m 近くを下る。胸までの藪こぎをしばらく強いられた後、一般的な下山路に変わる。一谷まで下山し車を回収後一の谷登山口まで戻る。道の駅「木の香」で汗を流して、四国を後にする。帰路は順調で京都の自宅に 帰ったのが午後9時 30 分すぎでした。 初めての山行きを担当し、事故、大きなトラブルもなく無事終了しホットしています。 四国は、好きな山域であるので、少し遠いですがこれからも定期的に企画してみたいと思 っています。

       


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