山行日 2018年4月22日(日)
山名・山域・県名 金剛山(1125m)、大和葛城山(959.2m)
目的 ロングコースを計画的に歩く、かたくりの花を鑑賞する
コース 金剛山登山口(9:45)~千早本道~金剛山~ダイヤモンドトレイル~水越峠~大和葛城山~ロープウェイ下~近鉄御所駅(18:00頃)
メンバー H田、N澤(ゲスト)、H田、Y里(俊)、N泉、Tじ、Y村、Hり(ゲスト)、N上、M本、S古、I本、N山、Y野、T内、H開、M岡、O濱
天気
交通手段 公共交通機関
装備 日帰り基本装備
入浴 なし

会長に何度か相談し、上記のコースに決定した。ロングコース設定のきっかけになったのは、少し前の定例で、それなりの距離を歩くときは、その置かれる環境に配慮し、事前準備や当日の行動をしっかり考えるべきであるとご指導(お叱り)を受けたことにある。
 季節が進み日が長くなったとは言え、所要時間が8時間にも及ぶのはいかがなものかと気になるところではあったが、それを理解して参加してくださる方と歩こうと考えていた。しかしながら、18名の参加となり嬉しいのと同時に、どうまとめるとよいのだろうと不安は募ったが、次第に当初の目的を果たす意欲が高くなっていった。そこで班分けを考えるが、いい方法が浮かばれない。会長のくじ引きで決める?というお言葉を聞いて、ある方法を試した。
 スタート地点で定例開始の挨拶、暑さ対策、エスケープルートについて説明した後、袋に入っている“塩あめ”を一つずつ取ってもらいながら順番に自己紹介をしてもらう。全員の自己紹介が終わる頃には、みんなの手には塩あめがあり、同じ種類の塩あめをもっている人同士で集まってもらった。檸檬チーム、スイカチーム、ミルクチームの班分け完了!これがなかなか評判であった。 
まずは金剛山山頂11:30着合流を目指して、班単位の行動でスタートしたが、予定通りには合流できなかった。しかしお迎えに来てくださる会長、班のメンバーがお互い気遣ってまとまって歩く姿に心があたたまり、班分けの手応えを感じた瞬間であった。次の目標は、予定より約30分遅れの水越峠14:00着合流とする。この区間はとても歩きやすい、左右に咲いている春の花を観察しながら(会長はよそ見して歩かなあかんなぁと遊び心いっぱい)、油絵の一筆一筆色を重ねるような色鮮やかな山景色に歓喜し、ワイワイ賑やかに歩けた。最後の目的地大和葛城山山頂16:00着合流を目指し、あめくじ2回目を実施、メンバーシャッフルで気持ち新たに出発した。ここから階段が続く、登れど登れど終わりは見えないが、足を前に出し続けると必ず着くと自分に聞かせて無心になって歩いた。体力差が出るこの区間では、最初に到着した者と最後に到着した者とは、30~40分位の差があっただろうか、しかしその間、お腹を満たす者、地図を片手に次の山行について話し合っている者と様々で、楽しそうな雰囲気であった。ロープウェイ最終は17:00、それを過ぎてしまうと自力で下山することになるので時計とにらめっこ、この先をどうするか判断しなければならなかった。メンバーからロープウェイで下山、接続しているバスで近鉄御所駅へ向かってはどうかという意見が出たので、意思確認し変更を決定した。歩けば90分以上かかるところがロープウェイだと数分で下山してしまう。日中次の目的地に向かって見上げていた山を今度は見下ろす、そんな光景を楽しんで定例を締めくくった。
今回は、ダイトレ完歩、歩荷、純粋に山を楽しむと、個々が持つ目的を達成、かつ、メンバーが最後までまとまれたことがとても嬉しかった。お互いがお互いを気遣い、声をかけ温かく見守ることができる仲間に感謝します。


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