山行日 2012年5月12日(土)~13日(日)
山名・山域・県名 不入山、四国カルスト台地
目的 個人山行
コース

<1日目>  
天狗荘→天狗高原(1481m→黒滝山→大引割・小引割→檜チップロード→テント場==五段城==姫鶴平・風車=テント場 

<2日目>
テント場→四万十川源流の碑→源流点→(槙尾根コース)不入山→四又路→四万十川源流の碑

メンバー 5人(男性2人、女性3人)
天気
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 中津渓谷ゆの森 https://onsen.nifty.com/susaki-onsen/onsen004004/

5/11(金)
京都駅(20:00)を出発し須崎市道の駅「布施ヶ坂」に幕営。 0:40

5/12(土)
 早朝から小鳥のさえずりに心和み、眩しいくらいに澄みきった青空を仰ぎ、天狗荘(946m)に到着後、行動食を携えて出発。
尾根道に出ると、あちこちに可憐な植物が登場してきました。天狗高原のピーク周辺は高山植物の宝庫でした。山芍薬の群生(暫し興奮!)、紅花と白花のサンカヨウ、各種スミレの群生、可憐な一輪草→etsとにかく凄い。
 向側には明日登る予定の「不入山」、その北側には奇妙な形の「鳥形山」が見える。これこそ四国の背骨・・カルスト台地の東端そのものなのです。何が奇妙なのか?→数少ない日本の鉱物資源である為、上部が削り取られ石灰層がむき出しになり、山頂がまっ平でツートンカラーの山になっているのです。
続いて驚いたのは「大引割・子小引割」と言う深くて底が見られない東西に割けた地面でした。奇しくもシャクナゲの咲く谷底とか・・・とても危険なところで注意を呼びかけている場所でもあります。
そして、百本はあるという本当に美しかった”ヒメシャラ”の原生林。辺り一面も新緑で美しいのに凛とした品格のあるその姿は忘れられません。
 これぞ新緑と言わんばかりの鮮やかな緑色の谷を見ながら起伏のない森林の散歩道、セラピーロードを経てテント場へ戻り、西側の背骨、雄大なカルスト風景を見に快適なドライブに出発。楽しかったのは言うまでもありませんね。

5/13(日)
 4:30(起床)「四万十川源流の碑」の前に駐車後、源流地点を確認し山頂を目指す。
この山も只者ではなかった!希少種の花やこの時期にドンピシャのタイミングで山野草が咲き誇っていた。一等三角点のある不入山は東南の眺望が良く、東はあの鳥形山、南は太平洋が見える。
下山は南側を回り源流点までの笹の藪漕ぎから始まった。戻った源流地点で源流水を入れ、各々持ち帰った。   
 最近TVでブームになった梼原(本当は昔から有名)に戻り、温泉に入った後須崎漁港で獲れたカツオの「たたき定食」を頂ました。 再び須崎方面へ戻り、高知自動車道から京都を目指す。 (京都着19:20)

   

 


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