山行日 2012年12月1日(土)~2日(日)
山名・山域・県名 真妻山(523.4m)
目的 紀北の山を歩く
コース

12月1日
13:00八条口発…第二京阪道…近畿道…阪和道…湯浅御坊道…
田辺市熊野川…18:00百間山渓谷入口(昨年の台風12号の被害で崩壊、入山断念、計
画変更)…阪和道…日高川町…20:10大滝川森林公園(真妻山登山口)着、ジャンボ
テント設営、23:20就寝

12月2日
6:50起床、8:00森林公園出発~8:30涼みの滝~9:25フセ谷分岐~9:50真妻山
△(523.4m)芝生の頂上、展望最高<45分>~10:55観音堂跡~11:30二段25m滝~11:50
林道~12:00御滝神社~13:10森林公園…13:35“かわべ温泉きさくの湯”600円…
14:35Acoopかわべ…川辺IC…往路を戻り…17:00京都着

メンバー CL:S字、K村、М江、雅
天気 曇り
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 かわべ温泉きさくの湯 http://hidakagawa-kanko.jp/spa/kisakunoyu.html

12月定例、雪無し方面なら御参加頂き易いかと考え、田辺市の百間山にて滝を見る計画だった。津々浦々御存知のK村氏からも参加連絡を受け、ウキウキで、「あれこれ面白い名前の滝」に、心は一直線で案内文を書いた。
「いざ出発!」と順調な運びであったが、現地は、昨年の台風12号で大きな被害を受け、山がゴソッと崩れ落ちていた。「おじいーどうしたらいいの?」TV朝ドラで主人公が困った時に呟く言葉。最近完璧にすり込まれている私、同じ思いだった。大きなショックと同時に、状況確認不足を大いに反省する。
 
 御参加頂いた皆さんのお陰で、「日高富士の名を頂く、真妻山・まづまやま523・4m」を選択して頂き進路変更。大滝川森林公園駐車場でテント泊。
気持ちとは裏腹に、星も月も輝く夜だった。「失った物事を嘆くより、ある物に感謝し前に進む気持ちを忘れない。」最近改めて感じている人生哲学。幸い持参して来た「分県登山ガイドブック」が唯一の頼り。遊歩道より「もみじ谷」に入り、ガイドブック記載の地図を丹念にみて進む。天気にも後押しされ山茶花の植林・芝生の刈り込みと、よく手の入った山頂にたどり着く。360度の大展望。「あっち山・こっち海」の素晴らしい景観。うまい具合に山の手入れに携わっておられる地元の方が上がって来られた。山頂で「餅まき行事」がある事他いろいろ説明を受けた。和歌山は全国比からしても「餅まき行事」が多いらしい。

 穏やかな天気に恵まれ、南の地方ならではの暖かさを感じながら、芝生の山頂で心地よい時を過ごす。滝もコース全体で4ヶ所ほど見られた。下山し、まだ現役で煙を燻らせている「炭焼き釜」の様子を見ながら里道を歩いていたら、偶然にも山頂で出会ったおじさんと再会する。早々バイクでお出かけ。程なくしたら用事から戻られる所に再再度出会う。「食べてみて!」と、御親切にゴーヤの佃煮を下さった。駐車場近くまで戻り「野原の会食」をする。早速、頂いた佃煮の試食。
カツオ・ジャコ・ゴマ等が入り、甘辛い味付けのゴーヤとおぼしき佃煮は、歯ごたえがある食感の不思議な食べ物で、まさに人生での「初モノ」だった???
 かわべ温泉「喜作の湯」で汗を流す。つるつるの良質天然温泉だった。みかんを買いに立ち寄ったA-COOPで、「ゴーヤの佃煮発見!」新開発商品として売られていた。勿論、食べ比べの為に購入。日本の各地には、まだまだ知らない物がありそうだ。
一路帰京の途につく頃より時雨れ出す。「捨てる神あれば拾う神あり」「災い転じて福となす」「終わり良ければすべてよし」とりあえず軟着陸の12月定例が無事終了。

    

 


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