山行日 :2019年3月3日(日)
山名・山域・県名 百里ヶ岳(931.3m)東尾根
目的 雪上歩行訓練
コース 7:00京都駅八条口出発~道の駅くつき新本陣トイレ休憩~9:00木地山集会所前(バスのりば)駐車、登山計画書投函~9:30山行開始~11:00_P723~12:00_百里ヶ岳山頂~12:30_下山開始~15:10_下山駐車場~16:00_くつき温泉てんくう~17:00解散
メンバー 13人(内体験参加2人)
天気 小雨
交通手段 車4台
装備 雪山装備
入浴 なし

今シーズンの気象予報では、雪の少ない冬になるとの事であったが、折角なら今シーズン最後に雪を踏む機会を定例山行で実現したいと思い、「雪よ解けないでくれ」と、願う様な思いで雪山計画をした。しかし、2月中旬から急に暖かくなり春めいてきてきた。例年なら春の訪れを歓迎するのだが…。祈りは通じなかったのか?当日まで気が気でない日々が続いた。
 向かえた当日、車から見る百里が岳付近の光景は、3日前に下見した時よりも、明らかに積雪量が減っている。十分な雪は望めないと半分諦め気分になる。おまけに、午後からの降雨予報が不安を助長する。「ワカン要るかな~?」の声が聞こえてきてもおかしくないが、ここまで来たら、計画通り雪山想定を貫き、ワカンを担いで登山を開始することにした。
 ところが、予想は良い方に裏切られる。P723辺りまで来ると予想以上の積雪が現れる。その後、少し開けた場所で、満を持してワカン装着!願いは通じたのだ。降り始めた小雨など気にならない程に、積雪と雪質に心躍る。50歩交代でラッセル開始。どんどん楽しなっていく。
12:00山頂到着。百里が岳山頂の標識は頭まで雪に埋もれていた。ほぼ無風で、雨も小雨以上には悪化せず、12:30まで山頂に留まり休憩する。持参したお菓子で、3月3日お雛祭りの雪山登頂をお祝いした。
いよいよ下山開始。下りは身も心も軽く、十分な積雪を蓄えたブナの林を、皆、思い思いに、未踏の雪面に踏み後を残した。雪山シーズン最後に、雪の感触を十分確認して、ワカンの歩き方の良い訓練ができた締め括りに相応しい状況に恵まれた。そして遂に、誰からともなく雪を転がり始め、「お尻が濡れても下山したら直ぐ温泉!」の声に、シリセード大会が始まる。ブナの森は写真の通り、マリオカート状態になった。子供の様に無邪気な皆さんの顔を見て、幸せな気分に浸った充実の山行でした。

  

 


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