山行日 2015年12月6日(日)
山名・山域・県名 雨石山(611m)~櫃ヶ岳〔羊ヶ岳〕(582.1m)
目的 今年の干支の山に登る。(ラストチャンス!)
コース 7:00八条口発=京都縦貫道=京丹波みずほIC=道の駅“瑞穂の里さらびき”
=R173=8:35小原自然公園駐車、9:00出発…9:25毘沙門洞…9:55毘沙門山~2本の鉄
塔~10:55岩尾峰・630…11:20雨石山(611m)…・595から道外し急斜面…12:30小野
峠…13:40櫃ヶ岳(羊ヶ岳)△(582.1m)<30分>…14:50宮代ゲート…15:20小倉ゲー
ト…15:30小倉峠…15:55駐車地着=16:55湯の花温泉“渓山閣”入浴料900円=京都縦
貫=沓掛IC=18:50京都駅前解散
メンバー 7人(男性3人、女性4人)
天気 曇り
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 なし

 最早師走となり完全に間が抜けてしまっているが、年初めから行こうと言っていた
干支(未、羊)の山にやっと行ける機会を持てた。片付け事のような印象が漂うが、
行っておいた方が気持ちがすきっとするというものだ。

 この丹波の羊ヶ岳は、7月19日(雨天)に年男О西氏とsyunnさんが既に行っている
ので、生の情報がたっぷりあった。それによると、ヤセ尾根のビビり場と里の防獣
ネットの迷路があるとのことだった。とにかく彼らと全く同じコースを辿り同じ経験
をすれば、後々話にも花が咲く。

 ゼニーツには年男、年女が5名いて、理想としては全員で歩ければ賑やかであった
ろうと想像する。今回は二人の子羊に参加してもらい、さらに久し振りの体験参加の
方もあり総勢7名となった。

 巨大な三角洞窟の毘沙門天さんをお参りしてから始まるコースは、すぐに急登とな
る。多紀連山は低山ながら尾根の側壁が峻険な山が多い。そろそろヤセ尾根か!と補
助ロープを用意するも、岩の上に順に立つ人から「気持イイーー!」という声が上が
るだけであっさり通過する。

 いつものように先頭を交替して歩いてもらい、後ろからそれを見ているとそれぞれ
の個性が歩き方に出ていて面白い。ただ、この季節で落ち葉が多かったからか、予想
以上に踏み跡が薄い。これは情報になかったので、先頭は慎重になった。特に、小野
峠に下るルートを私も見極め切れず、踏跡のない急斜面を立木を伝い伝い滑り下っ
た。7匹の迷える羊にならなくて済んだ。

 登頂は年女二人に導かれた。小広い気持の好い頂上だったし、やっと登れたと溜飲
が下がった。 

宮代への下りは正反対に道が整備されていた。こちら側からのピストンが多いよう
だ。下ってから駐車地に戻るまでにフェンスとヤブに苦労すると聞いていた里歩きも
あっさりとクリアした。その道すがらの長閑な山村風景が実に絵になり、一同溜息を
ついた。

曇り空の下、生温かさと冷たい風を交互に受けるような条件で、終始貸し切りの山で
あった。

同じ山を同じルートで登りながらも、季節、天気、メンバ―によって状況が異なる。
当たり前の事ながら、山登りの奥深さを感じる。

さて、来年のお猿さんの山は、いつ、どこを、誰と、どのように登る事ができるので
あろうか。        

 


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