山行日 2015年12月19日(土)
山名・山域・県名

和気アルプス(370m):岡山県

目的 交流登山 (岡山ハイキングクラブ)
コース 7:29京都駅発―9:29相生駅着―10:07和気駅着、岡山ハイキングクラブの6名の皆さんと合流、10:20出発…10:45和気富士△…烏帽子岩…観音山…エビ山…岩山…前ノ峰…間ノ峰…穂高山…涸沢峰…12:15竜王山△<昼休憩35分>…涸沢峰…ジャンダルム…奥ノ峰…13:55神ノ上山△…奥壁…鎌尾根…15:30登山口着=15:55和気駅、16:13駅発―17:10姫路駅―18:45京都駅着
メンバー 4人
天気
交通手段 公共交通機関
装備 日帰り基本装備
入浴 なし

今年の8月に、N泉、A田、森本の三人で音羽山に登ったときに出逢った、岡山ハイキングクラブのS籐さんにお招きいただき、青春18きっぷを利用して和気アルプスに行ってきました。
この山域は12月1日までは松茸山で入山禁止だそうで、解禁となるとたくさんの人が訪れる人気の山です。この日も和歌山から同じく18きっぷで来られた20名ほどの団体さんと同じ電車で到着。S籐さん達OHCのみなさんと、挨拶を交わして再会を喜び、この団体さんより先に登ろう、と一同登山口まで歩き出す。
JR和気駅のホームから見えていた和気富士まで、わいわいと話しも弾みながら登る。丁度ひと汗かいた頃に到着した山頂からは、今歩いてきた駅や町、北~南~西に90度にカーブしている吉井川、周りの山並も美しく、絶景でした。
ここから縦走路に入り、寺山、烏帽子岳、観音山・・・と、小さなピークを次々越えて行く。手作りのイノシシのプレートが掛けられてあり、それを探すのもまた楽しい。山の斜面には大文字の火床のようなところもあって、お盆は「和気」の文字が浮かぶそうです。
面白いのは、それぞれの山にアルプスの山の名前がついていて、ジャンダルムや涸沢、穂高等々が現れる。OHCのFさんに、「あれが薬師山」と教えていただいた山は、本当に薬師岳のようななだらかな山容で、そのネーミングセンスに感心しました。
涸沢峰から竜王山へ岩の稜線を歩く。なかなか、なかなか、面白い。登れるけど下れるのか?と心配しましたがなんとか大丈夫でした。途中、風の当たらないところを見極めてくださり、昼食を摂る。OHCのみなさんのお弁当、手作りの彩りの美しいお弁当でした。チョコやお饅頭やコーヒーもいただいて、和やかに食事の時間を過ごしました。
一旦涸沢峰まで戻り、本日の最高点神ノ上山を目指す。歩きながら、見えてる岩の尾根を指し、他にもたくさんあるコースを紹介いただいた。山頂からはパノラマの絶景。団体さんも到着されて一気に賑やかに。「下山はまた面白いところがあるよ」と、ニコニコしながらFさんがおっしゃる。
しばらくはふかふかの落ち葉路。そのあと、またまた岩の尾根。せっかくだから、とSさんのご好意で、今から下る岩の急な尾根を、もう一つ横の尾根へ行って眺める。あれをどうやって下れというのか。「下らないと帰れないしね~」。確かに。がんばるしかない。
M岡さんは緊張すると笑いが止まらないらしい。皆でひたすら騒ぐ。騒ぎながら一歩づつゆっくり岩を下る。だいぶ下って慣れてきた頃には、間違って巻き道を歩いてしまったことを残念がるようにもなっていた。
大騒ぎしなから楽しんだ岩の下りも終了。OHCの皆さんが、最後は下山後のお茶までご用意くださり、駅まで車も出してくださいました。本当に手厚いおもてなしを受け、とても居心地の良い一日を過ごさせていただきました。岡山の人達は、みなさん温かかったです。
良いご縁ができました。今度はミツバツツジの咲く春にどうぞ、とおすすめくださいました。その時には、あの垂直の岩の壁にルートを探しておきますとのことでした。今度はそこを下るのでしょうか。楽しみです。イノシシのプレート、この日は全部で19枚でした。

        

 


ページトップへ戻る