山行日 2016年10月2日(前夜発日帰り)
山名・山域・県名 北アルプス:焼岳、北峰(2,444m)
目的 個人山行
コース 6:33新中の湯登山口~7:56広場~7:59下堀沢出会~8:53焼岳(北峰)~11:04中尾峠~11:47焼岳展望台~12:02新中尾峠~12:10焼岳小屋~12:16新中尾峠~12:30長ハシゴ~13:12峠沢梯子場~13:46上高地焼岳登山口~13:59西穂高岳登山口~14:03田代橋~14:14上高地帝国ホテル、タクシー乗車(3,600円)-14:45新中の湯登山口
メンバー 3人
天気 曇り
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 中の湯 http://www.nakanoyu-onsen.jp/

Hし田さんに焼岳のお誘いをうけた。
焼岳を登るのは二回目だが山頂へのルートが五本あり廃道になる可能性がある中の湯ルート以外はすべてのルートを歩く事になる。
特に、下山で使う予定の上高地ルートは高さ7~8mほどの梯子がスリリングであり楽しみにしていた。
朝6時小雨の中、出発。ザックが軽かったこともあり、周囲の登山者と比較してかなり速いペースで山頂直下に到達。
強い硫黄臭が立ち込める火山性ガスのスレスレを通過し山頂に到着した。これが正規の登山道だからびっくり!
登山者はまだ数名。ガスで展望なし。時間も早かったので暫く晴れ待ちをする事にした。
ガスが流れ時折、上高地や焼岳小屋、穂高連峰が見え隠れする。
登山者の人数も増えだし狭い山頂は人でいっぱいになり日本百名山の人気ぶりがうかがえた。
長い時間待っていたがこれ以上の展望は望めそうもなかったので上高地に向けて下山する。
少し下るとガスがスカッと晴れ渡り青空にエメラルドグリーンの大正池が見え出した。
山頂だけかかった雲の中に長時間いた事に気付いた瞬間だった。
大正池は大正4年の焼岳の大噴火により梓川が堰き止められて出来たもの。数年前まで見られた池の枯立木はすっかりなくなっていた。
レトロな佇まいがとても良い雰囲気の帝国ホテルでタクシーに乗車し新中の湯まで戻ってきた。
結果として
今回、10月1日の山行予定だったが、この日は終始雨が降っていた模様。Hし田さんの判断で翌日にずらしたのは大正解だった。
登山において天候の見極めは非常に重要。天気図くらいはある程度読める必要性が感じられた。
2時間の晴待ちは長すぎた。もっと早く判断して上高地に下山し河童橋周辺で遊んで帰れば良かったと反省している。
下山時、足を取られ派手に転倒してしまった。火山地帯での雨上がりの登山道は硫黄成分の為、岩などが滑りやすいので注意が必要。

 


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