当初予定していた行者還岳は7月7日の大雨の為、雨量規制と土砂災害で通行止めになった。
解除の目途が見えなかった事、酷道と言われている309号線の状態も心配になり早々と行先を瓢箪崩山に変更してしまった。
梅雨明けはまだ先だったので「比較的近い場所」「雨が降っても逃げられる」で代替場所を考えた。
また、雨の中、ただ歩くだけでは面白くないので読図をしながら歩く事にした。

当日は急な行先変更にもかかわらず全員が現地集合で集まってくれた。
長雨だったが天気も回復し降水確率0%で曇りの予報。
車で来られた方を駐車場まで案内し、地図に磁北線を引くことから始まった。
街中にある三角点99.5ｍを見つけて叡電岩倉駅からスタート。
１から22番までのコースポイントを地図で確認しながら歩いた。
コースは以前読図講習会で使用した資料を有り難く使わせて頂く事が出来た。
事前にかなり予習したつもりだったが後半の19番、21番あたりが難しく道を間違えてしまった。
この時期、低山の講習にしては体にやさしいありがたい気候となり助かった。

家に帰ってから気が付いたのだがcompassの下山報告を忘れていて「下山予定時刻が過ぎています」
と、いっぱいメールが届いていた。