山行日 | 2016年3月12日(日) |
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山名・山域・県名 | 天神山、薄月浜 |
形態 | 日帰り山行 |
コース | 小方峠→天神山→薄月浜→天神山→小方峠 |
メンバー | 7人(男性6人、女性1人) |
天気 | 晴れ |
交通手段 | 車 |
装備 | 日帰り基本装備 |
入浴 | 阿曽温泉 http://www.town.taiki.mie.jp/files/kek_asoonsenpanhu_R1.pdf |
昨年の12月に三重県南伊勢町の座佐の高に登り、プライベートビーチの座佐浜に下った。座佐浜の海を隔てた対岸にもプライベートビーチがあり、帰ってから調べると薄月浜であることが分かった。
ネット調べるも天神山までの登山記録はあるが、薄月浜へ下った記録はなく、薄月浜へ下る道はないと載っていた。
登山地図を詳細に見てみると天神山から南に南下し、262ピークから西へ延びる尾根を伝い172ピークを越えたあたりから北に斜面を下りれば薄月浜に下りられるのではないかと思い、掲示板に参加者を募ったところ7名の参加者があり心強い山行となった。
今回は天神山よりも、薄月浜に下るのが主な目的の山行になった。
京都から紀勢道の大内大内山ICで下り、登山口の小方峠に着く。準備を整え登山口に入る。アップダウンを繰り返し1時間半余りで天神山に着いた。天神山は西側が切り開かれており、古和浦湾の青い海が広がり昨年12月に降り立った座佐浜も眼下に見えていた。
天神山からさらに南下し262ピークの手前から西に延びる尾根に取りついた。
尾根は比較的歩きやすく小さなアップダウンを繰り返し172ピーク越えた。
地図ではこのあたりから北斜面を薄月浜に下る必要がある。降下地点に赤のビニールテープでマーキングをし、慎重にルート探しながら下った。途中から沢筋になる。荒れた沢筋を下っていくと浜の砂浜が近づき、浜に下りたつことができた。降り立ってから来たルートを見上げると、降り立ったルート以外は断崖絶壁になっており、少しルートを誤っておれば大変なことになり、奇跡的にピンポイントで浜に下りることができた。
薄月浜の海はコバルトブルーで、まるで八重山諸島に来ているのではないかと錯覚するような色だった。
少し遅いランチとした。我々以外誰もいない奇麗な海を見ながらのランチは至福のひと時であった。ぜひ次回は多くのメンバーを連れてきたいと思った。
その後、 海跡湖の薄月池をみんなで見に行った。池に近づく大量の水鳥が飛び立った。これだけ多くの水鳥が一斉に飛び立つのは初めての光景。このような山奥の水鳥は人間に慣れていないのだろう。京都の鴨川の人間に慣れきった水鳥とは違う新鮮さを感じた。
海辺の岩場では見たことのない生物が多くおり、みんな興味深々。
帰りは、下ってきたルートを登り返し、要所要所にテープでマーキングし、ルートの上の邪魔な木を鉈、のこぎりで伐採しルート整備した。参加メンバーに事前に持ってくるように伝えた鉈、のこぎりが大いに威力を発揮した。