山行日 2011年11月23日(日)
山名・山域・県名 タカノス山:和歌山県
形態 日帰り山行
コース 野奈浦桟橋→第二砲台跡→友ヶ島灯台→孝助松海岸→旧海軍聴音所跡→タカノス山展望台→タカノス山→第三砲台跡→探照灯跡→南垂水広場→虎島(手前)→野奈浦桟橋
メンバー 4人
天気 曇り
交通手段
装備 日帰り基本装備
入浴 なし

戦争の名残であるレンガ造りの砲台が残されている事、日本標準時子午線が通る日本最南端の地である事、一等三角点のコウノ巣山があり、温暖で風光明媚、遊歩道も良く整備されている事などで、時々山の雑誌に取り上げられていた山です。既に一度行かれた事のある担当のK村氏をして、それでももう一度行ってもいい、と思わせた場所は、成程期待に違いませんでした。

 ウバメガシ、イヌマキ、ヤブツバキ、トサムラサキ、カンコノキ、ツワブキの花、イワタイゲキの葉等いかにも海辺らしい植物に終始囲まれ、シカやリスに出会いながら歩きました。自然だけでなく、灯台や子午線公園も興味深く、特に明治時代に造られた砲台の遺構は一種異様にして、一瞬の時間旅行の誘われます。

 楽ちんのお散歩か、と思いきやなかなかそうはいきません。何しろ船の時間がありますから、行動は4時間と限られています。あれも見たいこれも見たいの我々は、悲しい性か、3時間半、ノンストップの歩き詰めで汗グッショリ。いい運動にもなりました。考えてみれば、小さな島でせかせかと動いて、やはり根っからの日本人なのです。もっとも、島に渡った人でこんな事をしているのは、ゼニーツだけでした。

 天気が良ければの条件付きで、絶対お薦めしたいハイキングコースです。荒天だと、船が出ませんので。実はこの日、島では晴れ後曇り、で済んでいましたが、対岸の加太では強い雨が降っていたようで、幸運でした。 

 人形神社で有名な淡嶋神社参拝、そして和歌山城見物のオマケも付きました。

        

 


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