火打山・妙高山

アイコン

 
山行日 2022年9月17日(土)~18日(日)
山名・山域・県名 火打山(2461.7m)・妙高山(2445.8m) 妙高連峰 新潟県
目的 9月合宿、百名山登頂
形態 日帰り山行×2
コース

9月16日(金) 京都出発-名神高速京都東IC-中央自動車道-長野自動車道-上信越自動車道妙高高原IC-笹ヶ峰キャンプ場駐車場、車中泊 

9月17日(土) 笹ヶ峰登山口~黒沢橋~富士見平~高谷池ヒュッテ~火打山~高谷池ヒュッテ~富士見平~△火打山(2461.7m)~往復~笹ヶ峰キャンプ場、テント泊

9月18日(日) 笹ヶ峰キャンプ場-燕温泉登山口~称明滝~北地獄谷分岐~天狗堂~妙高山南峰(2454m)~△妙高山北峰(2445.8m)~往復~燕温泉入浴-上信越自動車道妙高高原IC-長野自動車道-中央自動車道-名神高速京都東IC-京都帰着 

メンバー 5人
天気 17日晴天、18日曇り
交通手段
装備 テント泊基本装備
入浴 燕温泉 源泉の湯 花文

秋合宿が台風の接近で行き先変更になりました。前から行きたかった百名山2つということで変更になったけど私はとてもわくわくしていました。
前夜出発し、笹ヶ峰キャンプ場に車を止めて火打山を目指しました。駐車場はすでにいっぱい。こんなに人気の山なんだとびっくりしました。
おしゃれな三角屋根の高谷池ヒュッテ前は草紅葉も始まっていて火打山をバックにとても美しい湿原が広がり、素晴らしい青空、紅葉しかけた湿原の水面に映る逆さ火打山の絵はカレンダーになりそうなベストショットが撮れました。
あと数週間後には山の名前の火のように真っ赤に染まる湿原に変化しそうです。湿原横のテント泊も憧れます。本日は山小屋もテント場も予約でいっぱいとのことでした。火打山のお隣には美しい形のお山があり調べてみると300名山の焼山だとわかりました。
火打山に午前中早く着きそうだったので行きたいなと思いましたが山小屋の人に聞くと往復8時間かかると聞きあきらめがつきました。一度下ってまた急な上りになるハードな山ですがかっこいい山です。火打山山頂もかなりの賑わいでした。
お天気がいいので笑顔の満足そうな人であふれていました。雲海に浮かぶ北アルプスが一日中美しく見えていて最高でした。行く予定だった鹿島槍から八峰キレットそして五竜岳の稜線もはっきり見えて当初の予定で行けたかなぁという思いも何度か湧いてきましたが、遠い新潟に連れて来てもらったことにとても感謝です。
八峰キレットは次回のお楽しみです。下山後素敵な木々に囲まれた広いフリーサイトに2つ共同テントを張りフカフカの草の上で寝っ転がるのは最高に気持ちよく心地よい風の中キャンプライフを楽しみました。5人が囲んで座れるテーブルとベンチがあり持ち寄った食事とお酒で就寝までの時間ゆったりと過ごす幸せな時間でした。
山とキャンプ2つの大好きなことがセットで私の気分はルンルンでした。そして2日目妙高山を目指して車で赤倉温泉の方の燕温泉から登る登山口に移動しました。
計画では2日目も1日目と同じ道を途中まで登り妙高山へ向かう予定でしたが、1日め思ったより長くみんな違う道がいいなぁと言うことになり変更となりました。
そちらは鎖場、滝もあり初めての道でおもしろそうです。朝は晴れていたのですが登って行くうちにガスに包まれてきて天狗堂という地点ではカッパ姿の人が下りて来ました。
山頂付近は雨も降っているようです。天気が急変しました。山頂近くで鎖場、岩場が出てきて事前に行った金毘羅山訓練が役に立ちました。
そして私ごとですが二男がヤマップの見守り機能で近くを歩いているとの通知が入り、もしかしたら会えるかもと内心わくわくし出しました。
でも昨日通った道は火打山と妙高山どちらにも行けるのでヤマップの最新情報を休憩ごとにチェックしていたら妙高山に向かっていることがわかり、さらに会えるかもの期待が膨らんできました。
時間もほぼ同時に着きそうです。妙高山は南峰と北峰があり北峰が百名山になるようです。南峰にはいなくて北峰で姿が見えるかなと期待しましたがいなくてがっかりしました。
山頂にいた人に聞くと今赤いカッパをきた1人の若者が下山して行ったところと聞き数秒の差で出会えなかったとがっかりしました。すぐに電話をかけましたが出ません。
でもドラマチックなことはそれからでした。電話がかかってきてもうすぐ山頂!と言うではないですか⁉︎
2ヶ月ぶりの再会でした。こんなことがあり私にとって思い出深き山行になりました。山頂では他の登山者の方も一緒に喜んでいただきこんなことがあるんやなと信じられない出来事でした。
山頂で写真を撮ってもらいましたが、なぜかカラシ色の上着でペアルックになってる親子写真にさらに笑ってしまいました。そして百名山バッチ2つゲットうれしかったです。
下山後、燕温泉の源泉に近い秘湯旅館「花文」の湯に癒され台風の影響の少ないうちに帰宅することができました。
O西

9月に行う合宿の行先は鹿島槍ヶ岳~五竜岳だった。
最近の北アルプスの事情で繁忙期はテント場も完全予約制になり7月の時点で小屋もテント場も予約がとれない。
会員に協力してもらい二人体制で毎日、空室情報を監視して何とか計画通りの予約をとることが出来た。
途中、北アルプス三大キレットの一つ、八峰キレットを通過する為、金毘羅山で事前訓練も行った。
しかし、無情にも天候は良くない。台風の接近にもかかわらず苦労して作り上げた計画を中止にする諦めがつかない。
せっかく、訓練までして挑んだ計画を取り止めるのが忍びなく、ギリギリまで悩んだ末、比較的天気が良かった新潟県方面に行先を変更してしまった。
決断が遅くなり大変申し訳ない。
新潟方面の百名山にしぼり、急遽、火打山と妙高山の計画を作り上げた。
最近、熊を目撃する事が多いので、念の為に熊鈴を用意してもらう事にした。
結果、たまたま参加者全員が訪れたことがない山域だったので満足のいく計画の遂行にホッと胸をなでおろした。
火打山では天候に恵まれ池溏に映る逆さ火打の絶景。行く予定だった雲海にそびえる鹿島槍~五竜の山並みがバッチリ見えた。
妙高山では展望は望めなかったが、同じく天気の良い山域を選んだという参加者の息子さんと山頂で偶然お会いするというドラマが有った。
下山後は駐車場の近くに日帰り入浴可能な温泉があったので着替えだけ持ってサッと入浴してから帰路につく。
運転は片道450㎞の距離だったが、3人で計画的に交代しながら負担なく帰ることが出来た。
Y里

 

 

 

 

 


ページトップへ戻る