山  行  日 2022年8月31日(水)
山名・山域・県名 岩籠山(△756.1m)  敦賀 福井県
集  合 山科駅7:00
目  的 敦賀三山を登る
コ ー ス

9:00駄口登山口―奥野山△361,7mー11:42インディアン平原-12:45岩籠山△765,1m-13:25夕暮山△720,2m-16:04駄口登山口

交通手段
メンバー 9人
装      備 夏山基本装備 暑さ対策 虫対策 
入      浴 マキノ白谷温泉

山行の数日前から雨天が続き、前日の夕方福井県嶺南地方は大雨警報が発令されていた。山行日8月31日(水)は日中は晴れ、午後からは少しの降雨確率がある程度の予報だった。当日は雨には降られず、蒸し暑く残暑厳しい天候となった。

駄口登山口に着くと、現地の方が寄って来られ「何処から登るの」と尋ねられる。「市橋からの沢コースは水が多いということだよ。」と言われる。「”山”地域からだと尾根コースだから縦走ができるよ。」とも言われる。

早速地図を出して、”山”地域を調べてみる。岩籠山のちょうど北側。駄口からはかなり離れている。登山口や駐車地を探すのに手間取りそうだ。縦走をしたいが車を回すと時間がかかり登山開始が遅れそうだった。

残念だが、市橋からの沢コースは水量が多いので諦める。また、”山”地域からの縦走は車で移動するのには時間がかかるので、駄口登山口からの尾根コースのピストンとした。

せっかく残暑厳しいので、沢に入ってみたいと沢靴やサンダル等を準備してきたが、車に残していくことにした。

9人のメンバーだったので、地形を丁寧に読みながら、ゆっくり上がっていくこととした。

先ずは奥野山!△361,7mを目指して歩く。登山口からは谷道。70mほど登ると尾根に取り付く。谷道から尾根に取り付く所に、【岩籠山←】の標識が立ててある。駄口コースには地形の特徴ある所には標識が立ててあった。『岩籠山までの道はここで合ってるよー!』と応援してもらってるみたい。『正解だよー!』言ってもらってるみたいだった。そして、奥野山の休憩ではメンバーから凍らしたゼリーを頂き,生きがえる。有り難い。

次の歩くポイントは・677から北東に延びる尾根上にあるピーク通称”等高線ソラマメ”にした。奥野山から西に延びる尾根を登り、登山道が少し急になり50mほど上がり、左に曲がるとピーク”ソラマメ”550m地点がある。その日はとても蒸し暑く汗をいっぱいかく。メンバーが熱中症にならないように、そこでも少し水分補給。塩タブレット、塩飴も補給しておく。

そして次のポイントは・677を左に見て曲がり尾根を30mほど下った鞍部とした。西側、東側に谷の源頭があり、・677から派生した南からの小さな尾根を下りきり、・708に上る北向きの尾根の末端、取り付きの鞍部。ブナ林が広がる素敵な空間であった。

そして・708を通りインディアン平原まで歩く。インディアン平原で昼休憩とした。ジョーズ岩などの奇岩があり、眺望も抜群だった。敦賀湾、敦賀半島が見える。6月に上った西方ヶ岳、栄螺ヶ岳、水島も見えた。南側には余呉湖、琵琶湖、伊吹山が見えた。そして西側には、野坂岳から三国山、赤坂山が見え、4月の定例で歩いた山並みも綺麗に見えた。数日前から雨が続いていたので、眺望は半ば諦めていたが、360度の眺望があり嬉しかった。

岩籠山山頂につき三角点を確認した。市橋登山口への分岐も確認した。地形図では、沢を詰める道になっていたが、実際は稜線に上る所が崩落しており、少し北側に振り綴れ折に稜線に上がっている。また、沢を登り詰めた所からほぼ同じ高さでまっすぐ南北に歩く道と20mほど下って登り返す道と2つの道がついていた。電波塔を確認して、夕暮山の三角点まで行ってみた。電波塔、夕暮山への分岐ではびっくりするくらいの数のテープが木に巻きつけてあった。その向こうには”山”集落に下りる尾根が続いていた。ほとんど踏み跡がなかった。また”山”集落からの尾根道も挑戦してみたい。

そして、山行を終えて駄口、敦賀の地形図を振り返り眺めていると、夕暮山から北側にとても綺麗な尾根が派生している。また、インディアン平原からも北向きに綺麗な尾根が派生している。雪の季節にその尾根を歩くとさぞかし気持ちがいいだろうなぁと、またまた地形図を見て妄想していた。いつか歩いてみたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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